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慢性前立腺炎(まんせいぜんりつせんえん)

​適応疾患

泌尿器科でも症状が良くならない方が

Sweepの施術を選んでいます

慢性前立腺炎

慢性前立腺炎(まんせいぜんりつせんえん)

こんな症状で悩んでませんか?

頻尿

​尿意切迫感

排尿時や射精時に痛みや不快感がある  

お尻の穴のあたりに痛みや不快感がある

太ももの内側に痛みや不快感がある

残尿感がある

足の裏にうずくような痛みがある

下腹部や膀胱部に痛みや不快感がある

ペニスの先端や根元に痛みや不快感がある

下腹部が張る

以上のような症状の方は慢性前立腺炎の可能性があります。

慢性前立腺炎 下腹部痛

慢性前立腺炎骨盤痛症候群頻尿でお困りの方はお気軽にご相談下さい。

Sweepは鍼灸院として泌尿器系の諸症状の改善に多数の経験を持っています

病院の泌尿器科に長い間かよっても改善しない痛みや排尿トラブルでお困りの方はお気軽にご相談下さい。薬を飲み続けたくない場合にも、副作用や依存性のない鍼治療は最適です。

こんな方に選ばれています

年齢のせいだからとあきらめている​ ⇨ 年齢に関わらず効果があります

薬を飲み続けたくない ⇨ 副作用のない治療法です

慢性前立腺炎は治らないと思っている ⇨ 完治した患者さん多数

整体やマッサージでも効果がなかった ⇨ 鍼灸治療独自の効果があります

良くなったり悪くなったりを繰り返す ⇨ 体質を改善し根本から治療します

鍼灸を以前にもやったけどダメだった​ ⇨ 鍼灸院にも個性があり、得意不得意があります。当院には多くの経験があります

喜びの声 患者さんから頂いた治療の感想です

治療方針

Sweepは全身を診て慢性前立腺炎を改善させます。症状のある所にだけアプローチしても根本的な治療にはなりません。

Sweepは全身の中から原因を探し、その治療点(ツボ)に丁寧に施術していきます。

​必要に応じて鍼の上にお灸を置いて行なう灸頭鍼(きゅうとうしん)やマッサージも行ないます。とても心地よい施術で眠ってしまう方もいます。

Sweepのやり方

  • ​慢性前立腺炎を独自理論で分類

  • 全身を診て、原因を特定

  • 直接触れられない深層筋にもアプローチ

  • ​内蔵の働きを整える

​安全な理由

  • ​100%ハリは使い捨て

  • 消毒を徹底しています

  • 国家資格の鍼灸師が行ないます

病院では『原因不明』でも身体には表れています

病院で受ける検査は大変重要ですが、異常が見つからなければ『原因不明』として扱われ、効果が感じられなくても処方された薬をとりあえず飲み続けている方も多くいます。

​泌尿器科の病院では、筋肉や皮膚の緊張やコリなどの状態は見逃されることが多く、また姿勢の問題や消化器の状態などいわゆる泌尿器ではない部分はあまりちゃんと検査されません。

 

当院では、そんな病院の検査では見逃されてしまう身体の信号をしっかりと読み取り、施術しています。

慢性前立腺炎とは

会陰部(肛門と睾丸の間)や下腹部、太ももの内側、坐骨部等の痛み及び不快感と、頻尿、残尿感などの排尿障害が長期間継続する疾患(症状は痛みのみ、排尿障害のみの場合もある)。

慢性前立腺炎には、雑菌等の感染による慢性細菌性前立腺炎と感染が見られない慢性非細菌性前立腺炎があります。

激しい発熱や腫脹をともなう急性前立腺炎には抗生物質が治療の第一選択となりますが、最も多くの人が悩んでいる慢性非細菌性前立腺炎は、病院の検査では異常が見つからないため、いくつもの病院をたらいまわしになることもあります。

最近では女性でも同様な症状があることから、慢性骨盤痛症候群とも言われています。

Sweepの考える分類や原因の前に慢性前立腺炎の症状を確認しておきます。

慢性前立腺炎 症状

 個人差が大きい慢性前立腺炎の症状

慢性前立腺炎は下腹部、会陰部、肛門周囲や太もも等の鈍痛や不快感といった症状が主に現れる病気で、頻尿、残尿感などの排尿障害も現れます。
射精時に痛みや不快感を伴う場合もあります。また関連痛といわれる痛みもよく診られる所見です。二次的に引き起こされる不眠やうつ等の不定愁訴に悩まされる方も多いようです。
このように多様な症状の進行やおきる場所、痛みの強さにはかなりの個人差があり、まったく感じないまま進行する場合もあれば、激しい痛みを感じることもあります。

 鑑別、検査のためまずは泌尿器科へ
前立腺肥大症や前立腺がんと症状は似ているので鑑別には泌尿器科の診察を受けましょう。それでも原因がはっきりしない場合は慢性前立腺炎と診断される場合が多いようです。

 

 病院で処方される薬の一例
慢性前立腺炎と診断された際に処方されているくすりには以下の物があります

抗生物質

 クラビット、オゼックス 等 ・・・細菌を死滅させる

αブロッカー

 ハルナール、アビショット 等 ・・・尿の出をスムーズにする

抗不安薬

 デパス、ソラナックス 等 ・・・イライラを鎮めたり筋肉の緊張を緩める

 

解熱鎮痛薬

 ロキソニン 等 ・・・炎症を抑え、熱を下げる

 

漢方薬

 瀉火補腎丸、桂枝茯苓丸 等・・・血行を良くしたり身体を温める

 

薬名は患者さんに伺いました。なかなか改善がみられない方も多いようです

一般的な前立腺炎の分類

Sweep独自のの分類の説明の前に一般的な前立腺炎の分類を確認しましょう

1999年にアメリカの国立衛生研究所(NIH)が報告した分類によると

カテゴリーⅠ     急性細菌性前立腺炎
カテゴリーⅡ     慢性細菌性前立腺炎
カテゴリーⅢ  ⅢA    炎症性慢性非細菌性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群
        ⅢB    非炎症性慢性非細菌性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群
カテゴリーⅣ    無症候性炎症性前立腺炎

 

 

・ 急性細菌性前立腺炎 (カテゴリーⅠ)
 原因菌   :  大腸菌 ブドウ球菌 連鎖球菌 淋菌等
 好発年齢 :  思春期以降の男性
 症状   :  急な発熱 排尿障害 会陰部の激痛
 診断   :  尿検査による細菌及び白血球の顕著な検出
 

・ 慢性細菌性前立腺炎 (カテゴリーⅡ)
 原因菌   :  大腸菌 ブドウ球菌 連鎖球菌 淋菌等
 好発年齢 :   思春期以降の男性
 症状   :   下腹部、会陰部等の鈍痛及び不快感 排尿障害
 診断   :  直腸触診による硬結の有無 前立腺分泌液と尿中
         の細菌及び白血球の検出

 

・ 慢性非細菌性前立腺炎 (カテゴリーⅢ)

 原因菌  :  検出されない

 好発年齢 : 思春期以降の男性

 症状   : 下腹部会陰部等の鈍痛及び不快感 排尿障害

 診断   : 直腸触診による硬結の有無 前立腺分泌液及び尿中

        に細菌は検出されない 

 

        白血球が検出された場合はⅢAの炎症性

        白血球が検出されない場合はⅢB の非炎症性

 なぜ病院では慢性前立腺炎がなかなか治らないのか

 

 全体の9割は原因不明

このホームページをご覧の方は病院で慢性前立腺炎または慢性骨盤痛症候群と診断された方がほとんどではないでしょうか。
病院で抗生物質等の薬を処方され、それで治ると思っていたのになかなか症状が改善しなく、あげくには「完治は難しい病気なんで付き合っていきましょう」とか言われて途方にくれているのかもしれません。というのも当院に来院される患者さんのほとんどがそんな方々なのです。
泌尿器科では普通、菌が検出されれば抗生物質を処方します。それにより細菌はいなくなり、それで症状が改善されればそれでいいのですが、細菌が検出されなくても症状が変わらない方が多くいます。それで慢性非細菌性前立腺炎と分類されるわけですが、ある研究によると慢性非細菌性前立腺炎は前立腺炎と診断された方全体の9割にもおよぶそうです。
そして慢性非細菌性前立腺炎に対する決定的な治療法は今のところ西洋医学では確立されておらず、尿検査や画像検査などをして細菌や白血球が検出されない場合、病院によっては「もう治ってます」とか「気のせいです」とか「症状と付き合っていきましょう」とかいわれてしまいます。

 

 腰痛症と慢性前立腺炎

こんなに医学が発達してる先進国日本の病院が治せないなんてことがあるの?と思うかもしれませんが、そんな疾患は他にもたくさんあります。身近な疾患で言うと腰痛や肩こりもそんな疾患の一つです。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など画像診断などで異常が発見できない場合、そのすべてをまとめて「腰痛症」という診断名になるのはご存知でしょうか、これは慢性前立腺炎と同様にバスケットネーム(ゴミ箱的名称)で腰が痛い人のほとんどがこれに含まれます。腰痛症は日本人の多くが悩んでいる疾患ですが、病院で処方されるのは湿布や塗り薬くらいのもの、そういう意味で「慢性前立腺炎」と「腰痛症」はよく似ているかもしれません。
乱暴な言い方をすると、どちらの疾患もほっといても死なない病気なのです。もちろん命に関わる重大な疾患を見つけ出す事はとても重要な事ですが、その陰で、慢性前立腺炎のような生命にとくに関わらない疾患は置き去りにされてしまうのでしょう。
日本に限らず西洋医学の世界では命に関わらない病気は研究が遅れる傾向があります。
それは西洋医学が悪いのではなく、命に関わる病気の研究はそうじゃない病気の研究よりも優先順位が高いのは当然で、そこに時間もお金も使われています。だから慢性前立腺炎は病院では治らない事が多いのです。
誤解しないでいただきたいのは、病院や西洋医学が悪いのではなく向き不向きの問題です。

肩こりや腰痛を病院で治すというのは、箸でスープを飲もうとしている様なものだと私は思います。直接身体を診て、時間をかけて痛みの原因を探る東洋医学の方が向いている疾患が沢山あるのです。​「慢性前立腺炎」もその一つだと思います。

前立腺炎についてのQ&A

Q  アルコールは飲んではだめですか?

 

患者さんの中にはお酒を飲むと痛みや不快感が増すというかたがいます

アルコールがどういった経路で前立腺炎に悪影響をもたらすか、正確なところは不明ですが、お酒による症状の悪化は多くの患者さんで見受けられます

おそらく、前立腺炎またはその周囲の組織を充血させるまたは浮腫ませる作用がアルコールにはあり、それが痛みをひきおこしてるものと思います。

同様に唐辛子などの香辛料も前立腺炎の方は避けたほうがいいでしょう。

 

補足するとビールなどの冷たい飲み物はお腹を冷し、その結果、上に書いたように症状を悪化させているとも考えられます。

 

治るまではアルコールは避けたほうがいいでしょう。

 

 

Q  タバコはだめですか?

 

アルコールに比べるとタバコを吸ったことによる顕著な悪影響は少ないように思います。

しかし、タバコは全身の血管を収縮し、血流を悪くします。

その結果治りが遅くなる事も考えられるので、やめたほうがいいでしょう。

 

 

Q  椅子に座れないんですが

 

患者さんの中には、「椅子に座れない」「自転車に乗れない」という方がいます

 

これにも個人差がありますが、会陰部痛がある方はお尻を圧迫する椅子に座ると痛みが出る方が多いです。

 

座らないと仕事にならない方も多いと思います。

 

そんな方は真ん中に穴の開いた円座をためしてみてください。

 

痛みが出ない方も、長時間の座位は骨盤内のうっ血の原因になります。

 

1時間おきくらいに体操をする事をお勧めします。

 

 

Q  前立腺炎でも子供はできますか?

 

前立腺炎であっても、基本的に子供はできます。

 

しかし、射精時に痛みのある方はそれどころじゃないかもしれません。

 

鍼灸で痛みを抑えましょう。

気をつけるべき生活習慣

・ 身体を冷やさない  
・ 長時間の座りっぱなしはさける
・ 冷たいものはさける
・ ストレスをためない
・ アルコールを取り過ぎない
・ 適度な運動を心がける

療例集   (個人差があり効果を保証するものではありません)

治療例1

主訴  慢性前立腺炎        年齢 62     性別 男性

症状  下腹部及び坐骨部に鈍痛、下肢に冷感、腰痛、左肩挙上時痛

治療歴 かなり前から違和感は感じていたが半年前から強い痛みを感じるように

    なった。病院の薬では変化なし。

治療経過

    4日に1回位で治療した

1回目=症状の中で肩はそれ単独の症状のようなので、触れず、前立腺炎の治療を

    中心にやった。

2回目=痛みは半分くらいになった。継続的に治療。少し肩もやった。

3回目=前回後3日間かなり楽だったが、長時間の座位で再び鈍痛を感じるように

    なった。

4回目=やはり3日間はかなりよかった。継続的に治療。

5回目=だいぶ楽。 足首に冷感があり気になる。

10回目=ほぼ完治。



治療例2

主訴   慢性前立腺炎       年齢 32     性別 男性

症状   座っていると会陰部に違和感、両足にしびれ

治療歴  3ヶ月前に発症。セルニルトン、クラビットで変わらず。

治療経過

     7日に1回位で治療。

1回目=痛みのせいか、脈が落ち着かず不眠気味。前立腺の治療開始。

2回目=少しいい感じ。

3回目=眠れるようになった。

4回目=会陰部の異物感がなくなった。



治療例3  

主訴   慢性前立腺炎       年齢 31     性別 男性

症状   頻尿、排尿時陰茎に鈍痛、味の濃いものを食べたときや体が冷えた時に悪化

治療歴  5年前に頻尿発症。薬で変わらず今はソラナックス(精神薬)を服用。

治療経過

     8回目までは週1回で治療。

1回目=鍼にあまり慣れてなく、ビクビク。様子を見ながらスタート。

3回目=あまり変わらず。(本人の感覚はです。実際は良くなってきてます)

4回目=痛みが劇的に改善。9割痛みがなくなった。

5回目=仕事でイライラ、疲労感が強い。不眠。前立腺の治療を継続しつつ、疲労を取

    る治療にシフト。

8回目=前立腺炎の症状はなくなった。

20回目=疲れたとき(月に1回)来院。前立腺の症状は出てない。



治療例4

主訴   慢性前立腺炎       年齢 53      性別 男性

症状   会陰部及び左大腿部の痛みとしびれ

治療歴  半年前に発症。その時は少量の菌が認められた。抗生物質、セルニルト

     ン、漢方薬、血圧下降薬を服用。菌は無くなったが症状は変わらず。

治療経過

     週1回で治療。

1回目=お腹の冷感が顕著にみとめられたためお腹に塩灸。治療開始。

2回目=通常の前立腺炎の治療と胃の治療を並行して行った。

3回目=胃が楽になった。顔色も良くなり、前立腺炎の症状も改善。

4回目=左右の大腿の付け根に交互に鈍痛。痛みの場所が移動するのは良い兆し。

5回目=かなり良い。椅子に座ったときの痺れ感がまだある。

6回目=震災で4時間歩いて帰宅。右のすねの痛みを感じる。

8回目=ほぼ完治。



治療例5

主訴   慢性前立腺炎       年齢 24      性別 男性

症状   右の会陰部から足の裏の痛み 頻尿

治療歴  2ヶ月ほど前に細菌感染により発症。その後菌はもういないと医者に言われ

     たが、症状の再発をくりかえしている。

治療経過

     週1回で治療。

1回目=年齢は若いが運動不足ぎみな身体をしている。運動の指導と鍼による治療。

    お腹に塩灸。

2回目=前回でかなり改善。痛みと頻尿が低下。同様に。

3回目=飲み会で大酒飲んで悪化。

4回目=たまに鈍痛が強くなる。前立腺の位置に冷感を感じる。

5回目=風邪気味で熱っぽい。背中に塩灸。

6回目=前回から3週間開いた。その間だいぶよかったが少しぶり返している

7回目=だいぶ調子いい。

12回目=ほぼ完治。冷えると少し感じるらしく、気をつけるよう指示。

 

たまに来院

 

治療例6

主訴   慢性前立腺炎       年齢 41     性別 男性

症状   特に夜になると右側の大腿に鈍痛。足先に痛みが出る事もある。椅子に座る

     際もつらい。

治療歴  2ヶ月前に尿管結石になり、その後左側の大腿痛(前立腺炎)発症。

     1ヶ月半くらい抗生物質等で治療したが、変わらなかった。

治療経過

     週に2回くらいのペースで治療

1回目=身体を触ると、胃もかなり悪い状態だとわかった。不眠もあるらしい。頭を触る

    とうつ兆候が診られたので尋ねると、「昔パニック障害がありました」とのこ

    と。頭周りを少し多めに刺鍼し全体としては弱めに刺激。

2回目=日中の症状はだいぶ改善されたが、やはり夜になると痛みが出る。特に右そけい

    部に鈍痛。少し刺激を強めに治療した。

4回目=3回目の治療後、ほとんど痛みは感じなくなったが、今度は左側そけい部に痛み

    が出てきた。左側は最初に発症したところなので、古い痛みが出てきているの

    はとてもいい兆候。

6回目=左のそけい部の痛みもなくなった。本格的に不眠の治療を開始した。

    ここからは週1回の治療

8回目=冷えると少し膀胱のあたりに違和感がでるが。普段はまったく問題ない。

9回目=まったく症状が無くなった。腰が張ったいたのでその治療。



治療例7

主訴   慢性前立腺炎          年齢 18     性別 男性

症状   2ヶ月ほど前から頻尿

治療歴  病院にてステーブラ等、投薬による治療を行うが効果なし

治療経過

     週に1回くらいのペースで治療

1回目=受験勉強の最中に発症という事で長時間の座位による、でん部のコリがやはり

    ある。そこを中心に治療。

2回目=頻尿は前回の後少し改善がみられた。

3回目=かなり良くなって2時間はトイレに行かなくても良くなった。足の指の運動等

    今後ぶり返さないような生活の指導をして終了

 

治療例8

主訴   慢性前立腺炎     年齢 36   性別 男性   職業 消防士

症状   常に下腹部、右の鼠蹊部、腰に鈍痛を感じる。座っている際に増悪。

     射精時には下腹部痛が増悪

治療歴  4年前に慢性前立腺炎と病院で診断され抗生剤等の処方を受けるが変わらず、現在は年に一回まとめてセルニルトンを処方してもらっている。

     週に1回くらいのペースで治療開始

1回目=身体を触ると、ストレスの兆候が診られた。尋ねると最近離婚したとの事。

    脉を整えつつ普通くらいの強さで刺鍼。

2回目=1回目の治療から3日後に痛みが減った。そのまま良かったが今日は戻っている。

3回目=更に良。治療2日後から痛み軽減。昨日まで良かったが戻ってきたとのこと。

4回目=右の鼠蹊部の過緊張が診られる。腰痛もまだある。仕事で腰に負担があったとの事。

7回目=少しずつ痛みが感じない日が多くなってきた。ほぼ下腹部と右鼠蹊部の鈍痛のみ

9回目=長時間椅子に座る事でたまに痛い。

12回目=右睾丸痛のみになった。

15回目=ほぼ痛みが消えた。

 

この病気の方はみんなそうだが、当初はストレス過多で刺激の強さには気を使って治療を続けた。治療するごとに笑顔が増え、明るくなっていくのがよく解る人でした。

 

治療例9

主訴   慢性前立腺炎     年齢 36   性別 男性   職業 会社員

症状   約1ヶ月前に血尿。それ以降下腹部、会陰部、ペニスの奥に違和感を感じる。長時間座った時や排尿後に痛みが増悪する。頻尿はなし。血尿も今はなし。

治療歴  泌尿器科にて抗生物質とセルニルトンを処方されるが変わらず。現在はセルニルトンだけ飲んでいる。

特記事項 脳性麻痺によ左右両方の下腿に萎縮が見られる。     

 週に1回くらいのペースで治療開始

1回目=脳性麻痺の影響で下半身全体に過緊張がある。下半身を中心に軽めの刺激で施術した。

2回目=1回目の治療後、少しだるさがでた。お腹は過緊張で過敏。細めの鍼で下腹部に刺鍼。

3回目=治療の度に違和感は軽減しているが、徹夜で麻雀して悪化。

4回目=良かったがセルニルトンを飲んで少し悪化したらしい。セルニルトン中止。

5回目=だいぶ痛みが軽減した。

9回目=長時間椅子に座る事でたまに下腹部に違和感が出る。

13回目=まったく痛みなし。

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